2011年2月1日火曜日

全米NO1「こころの主治医」が教える なりたいカラダになれる7つのプログラム

~リバウンドしない減量への7つの鍵~

全米NO1「こころの主治医」が教える なりたいカラダになれる7つのプログラム

この本は、ダイエット本です。しかし、この本には特定のエクササイズや料理や特定の道具を使ってやせる方法などは一切かかれていません。

本書は、ダイエットに失敗する理由、成功する理由を心理的側面から分析しダイエットが成功するための「7つの鍵」を紹介します。

本書を際立たせているのは、他のダイエット本のように一定の体型や体重になることを目標としていません。

この本では、目標とする体型や体重になることによって、得られる達成感や自分自身に対する自信といった「感情」を得ることを目標としています。

とは言っても、本書は一応ダイエット本ですので、健康的な体重や体型の目安のようなものは紹介されています。ただ、アメリカ人が書いた本だけあって、日本人の基準より一回り半ぐらい大きく設定されているので注意が必要かもしれません(実際、本書にもそういった注釈が書かれていたりします)。

本書で紹介されている自分の体型、体重を理想的な状態に維持するために必要な「7つの鍵」というのはそれぞれ以下のようなものとなっています。

・第1の鍵「正しい考え方」
・第2の鍵「心の癒し」
・第3の鍵「失敗しない環境」
・第4の鍵「過食と衝動的摂食の克服」
・第5の鍵「手間のかかる栄養価の高い食品」
・第6の鍵「運動」
・第7の鍵「支援者のサークル」

それぞれの鍵にはその鍵の説明と到達度を示す簡単なチェックリストのあとに鍵を開くための方法が説明されています。

本書を読んで強く思ったのが、「健全な魂は健全な肉体に宿るのではなく、健全な魂に健全な肉体が宿るのかな」ということです。

本書で重視されているのは、メンタル、運動、環境のバランスです。そして自分の日々の考え、行動の習慣を修正することでそれが達成できるようになっています。

紹介されているワークのほとんどが非常に簡単で、ちょっとした心がけでできるようになっています。たとえば食べる量を計測する方法として自分の手を利用する方法が紹介されています。

今までダイエットが上手く行かない、成功しても長続きしなかった人などは本書で紹介されているメソッドを試し、「7つの鍵」の扉を開くこと目指してみてはいかがでしょうか?

体重を維持するために必要な「7つの鍵」etc