2010年12月10日金曜日

1分間の日記で夢は必ずかなう

著者は「習慣教育の専門家」だそうです。著者はその専門領域ゆえに不登校になったり、心が弱っているような方とお会いする機会が多いらしく、そういった方々とお会いしているうちに彼らが「感じる力が弱い」、「夢がない」という共通点があると指摘しています。そして、そういった問題を克服する手段として「日記」を紹介しています。
なので、日記の書き方についてはもちろん、「夢を持つ」、「自分の感情を感じ取る力」の重要性について説くのにかなりのページを割いています。

【読書メモ】
■日記の書き方
書くことはたったの5つ!!
  1. 夢・目標
    1. 目標の書き方はなるべく具体的ではっきりと書くことが大切です。(本書より)
    2. 夢は考えるものではなく感じるものです。夢を理性で考え続けたら、あるときノルマになってしまいます。(本書より)
  2. やりたい事
  3. 今日の出来事
    1. 意外と小さな事実で何倍もの大きな妄想にふくらませてしまい、自分で自分を苦しめてしまっているのかもしれません。日記には事実と妄想は分けて記録しましょう。(本書より)
    2. 感情に対して正直になり、その感情を味わうことはとても大切なことです。
      でも感情を正直に書くあまり怒りやグチや恨みで日記が埋まってしまったのでは、せっかくの日記が「あなたの不幸をかなえる恨み日記」になってしまいます。思い切り感情を味わったあとは「感情に共感→肯定」でプラスで締めてください。(本書より)
  4. 今日の感謝
  5. 今日の成功法則・学びの言葉
    1. その日にあなたが発見したり考え付いた「あなた独自の成功法則」を記録しておきます。(本書より)
■その他の本書からの言葉色々
  • 意思を強く持つためには、実はコツがあります。それは「欲望」を強くするということです。「欲望」が強くなればなるほど、意思は強くなります。
  • 「愛情 = 理解 + 応援」
  • 今、自分自身はいったい何人の人のことを「理解」し、「応援」しているのだろうか?と自問自答すると自分はたくさんの人に理解と応援をしてもらってるくせに自分のことばかりで、あまり他人の理解と応援をしていいないことに気づきます。
  • 「自分が何を感じているか?」の問いに「正しい」、「正しくない」、「正解」、「不正解」なんてありません。
  • 大人の忙しい毎日を送っている日々ではありますが、実は楽しみと喜びが周囲にあふれているのです。
  • 忍耐は自分でも納得の上で輝かしい未来のために耐え忍ぶことです。
  • 理性は臆病です。理性は失敗を恐れます。でもだから理性は素晴らしいのです。
  • 怒りは「他人に対して、感謝が足りなくなっていること」、「自分が傲慢になってきていること」を教えてくれるのです。
  • 恐れを除くには、逃げずに行動し、正面からぶち当たる行動をすることです。そうすると恐れのほうが逃げていきます。
    もし失敗しても、逃げ続けるより最悪の結果になることはありません!何度もそういうことを重ねて、恐れは小さくなっていくのです。
  • 負けたときは、決まって周囲の人に不満を持っていたんだよね。監督への不満、指導への不満。それからは不満は持たないようにしよう。嘘でもいいから、事務の会長を好きになろうと思うようになった。そうしたらやっぱり結果は変わってくるんだよね。大事なことは油断大敵以上に不満大敵ということなんだよね。

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